【創業社長の読書考察記録】 #2 大局観
最近、久しぶりに昔の友達と会ったりする機会がありまして。
全く連絡を取っていなくても、みんなそれなりに頑張っていたりすることを聞いて、自分もより一層頑張ろうと身が引き締まりました。
転びながらも前に進み続けます。
今日は読書記録「大局観 -自分と戦って負けない心-」です。
著者は将棋界のレジェンド、羽生善治さん
時代を築いたレジェンドはどんなことを考えて対局に望んでいたのでしょうか。
気になった3ポイントを深堀していきます。
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さて、本題に行きましょう!
目次
「直感」「読み」「大局観」の3軸で判断する。
「読み」とは、ロジカルに考えて判断を積み上げ、戦略を持つける作業である。
「大局観」とは、具体的な手順を考えるのではなく、大局に立って今の状況はどうか、どうするべきかを判断する。
ここは攻めるべき?守るべき?長い勝負にした方が得?などの方針は「大局観」から生まれる。
複雑な状況で決断を下すときは、「大局観」で無駄な「読み」を省略でき、正確性が高まって思考が速くなる。
この考え方はビジネスに応用ができるな。将棋は「勝つ」というゴール(目的)に向かって一手一手を判断していく。
相手の出方を伺い、勝つための作戦を柔軟に考えたときに「読み」と「大局観」でバランスよく全体と戦況を把握しながら「直感」を交えて決断していく。
どういった展開にすれば相手が嫌がるのか、どんな手を打つと流れを引き寄せられるのか、ここまでは攻められてもいいけれど、最終これだけは守りたいのでもう少し攻められる。
目の前の作業のクオリティを上げ続けることがもちろん大切だけど、それは「大局観」として考えたときにどこまで自分たちの武器として使えるか、何年それで持つか、磨き続ければ相手の脅威になりえるか、などを判断する軸になり、会社の強みや弱みを形成していく。
この「大局観」をうまく部下に落とし込むことができるかどうかで業務に対するパフォーマンスにかなりの差が出てくるだろうな。
もっと読み込んで、自分の言葉で説明できるようになろう。
今の最適解は3年後にはもう「時代遅れ」
新たな一手を思いつくと、「即実戦」で使用していく
リスクがあるが、練習すると研究されつくしてしまう
日々新しいことを学び、実戦で使用してリスクを取り続けることで「時代遅れ」を防ぐことが、一番のリスク回避になる。
目の前のリスクを避け続けることが最大のリスクであると考える。
これにはとても共感できる。合理的な考えや正解、ルールが時代に合わせてアップデートされて行かないと時代の流れに攫われてしまう。
戦略や戦術はすぐに真似されてしまう。そして新たなものへと移り変わり、どんどんとアイテムやシステムは便利になっていく。
「これが使い慣れていて結局一番速いねん」は今現時点での話であって、少し時間をかけてでも新しいことを取り入れて感覚をつかんだ方が結果的には全体最適に近づいていく。
だからこそ、自分がある意味で「一番のミーハー」になって、新しいことをどんどん試し続けていく姿勢を見てもらうことは必要だな。
旧時代のやり方に固執して効率が上がらず、結果が出にくくなるうえに残業続きになってしまうのは本人にとって損しかないよな。
「目の前のめんどくさい」をどのようにして「やっといた方が得」に持っていけるか。ここは上司の腕の見せ所だと思う。
4つの香を見よ
4つの香は四隅に存在している。何か着手する前にまず四隅の香を見て全体を把握しておくことが大切。
集中すると自然と視野が狭くなる。ぶつかっているところばかりに目が行ってしまうと大局を見て判断できないので盲点に気づけなかったり、全体でみると悪手を打ってしまったりする。
対局中の将棋は基本的に+の指し手はあまりなく、-50より-10の指し手を選び続ける戦い。出来るだけ-の少ない手を打ち続けられる方が戦局は有利になる。
なるほど。自分も正解か不正解での2択でしか考えていなかったり、不正解しかない問題にぶち当たったときに途方に暮れていたけど、全体を見渡して考えたときの選択肢をあまりイメージできていなかったな。
また、これは「大局観」的に考えると「実は今の問題は不正解を選んでおく方が後々正解」になったりするのか。
何かを判断したり決断するときには、視野が狭くならないように4つの香を見て広く、大局観で長く出来事を考察していくことを意識しよう。判断や決断の理由をしっかりと部下に説明できることが、上司の責務であると考えると納得できる。
なぜそう決断したのか説明できない上司が多すぎる。「オレが決めたからとりあえずやれ」ではもう誰もついてこない。
この感覚はとても大切だな。研修でも使えそうだ。
以上3つのポイントを考察してみました。
実はこの本のまだまだ序盤に出てきている内容で、学びが多すぎてまとめきれません。
第二回を検討します。笑
それではまた次回(^^♪
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