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【創業社長の読書考察記録】 #5-1 ドリルを売るには穴を売れ

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個人的に文房具にワクワクするんです。最新の文具は見てて楽しいですよね。

 

 

リングノートのリングがふにゃって曲がる痛くないやつとか、左利きには本当に助かる機能です。

あのリングをふにゃってするって発想に至るまでに結構な時間がかかっているように思うんです。

 

 

リングは硬くて当たり前、という、当たり前の概念をぶち壊すことは結構時間も労力もかかる。

なので、最近はラテラルシンキングを勉強しようかと思ってます。

 

 

 

そろそろ万年筆を使ってみたいのですが、左利きですぐに潰れても嫌なので

なかなか踏み出せず・・・

 

 

なにか踏み出すきっかけをください。笑

 

 

本題の前にお知らせ(∩´∀`)∩

 

 

商品が続々と入荷しております!

Yahoo!ショッピング店、メルカリshops店ともに少しずつですが売上も昇しています(^O^)/

ご自分用にもプレゼント用にも、お手頃価格で日用品や雑貨、ペット用品を販売しておりますので、ぜひ一度お立ち寄りいただき、ご購くださいませ♪

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(誰が望んでいるかは知りませんが)

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よろしくお願いします!!

 

 

 

さて今回は「ドリルを売るには穴を売れ」という本の考察記録です。

 

 

以前管理職として働いていた職場の社長にいただいた本なのですが、

これがまた結構面白くて。

 

マーケティングの入門書にぴったりのわかりやすさになっていると思います。

 

 

この機会に、是非一度。

 

 

 

 

この読書記録は、中小企業の創業社長がどんな判断軸を持っているのか。どんな要素で意思決定をしているのか。

社長は他の従業員と違って何を考えているのか等、あなたの会社の社長の脳内を知る参考にしていただければ幸いです。

※価値観や感覚の違いがありますので、あくまでも参考程度にお考え下さい。

 

 

結局はどんな話?

 

 

誰でも「売れる人」になるマーケティング入門というサブタイトルの通り、

レストランを運営している会社の運営サイドと現場サイドの苦悩や葛藤、

努力やマーケティングスキルを物語の主人公を通して知り、

用語についても実例を元にわかりやすく解説してくれているという、

まさにマーケティングの入門書です。

 

 

 

主人公のうれたまちゃんと一緒に自分でもマーケティングについて考えたり

学ぶ機会になったので、新人の研修やマーケティング業界に初参戦する方にもおすすめです。

 

 

 

①ベネフィット -顧客にとっての価値-

 

 

例えば、あなたが工具のドリルを売っているとする。

あなたにとっての売り物は「ドリル」だが、

お客様にとってはドリル自体ではなく、ドリルが開ける「穴」に価値がある。

この「穴」をベネフィットと呼ぶ。

 

言い換えれば、お客様は「ドリル」を買っているのではなく

「穴を開けるための道具」を買っている。

そしてあなたは、「穴を開けるための道具」を売っている。

 

 

ここでの「ドリル」の価値は「穴を開けられること」にあり、

お客様はお金などを支払ってドリルを手に入れ「穴を開ける」。

 

 

 

どんなに難解なマーケティングの書籍に書いてある知識や技術、テクニックもいわば

個別具体論であり、この「穴」という価値がマーケティングの中心概念だと覚えておこう。

 

 

 

 

とても明快でわかりやすい。新入社員研修に使いたい題材だ。

この文章だけで個人の連想ゲームとして使えたり、グループワークとしても使える。

 

 

自分の会社の商品が、お客様の何に対して価値を生み出すのか。

商品の使い道が、どんな価値を生むのか。

定番の旧型商品でも、組み合わせや時代に合わせた使い方を考え直すことで

新たな価値の発見につながることだって多いはず。

 

 

まずは、商品に対する想像力を養うことが第一歩。

自分自身も、ベネフィットという言葉を曖昧に理解して説明していた可能性がある。

説明する者が曖昧な説明をすると、他者に明確に伝わることはまずない。

 

 

まずは自分が、マーケティングやベネフィットという言葉をきっちりと言語化できるようにならなければ、会社はパワーアップできないと考えさせられた。

 

 

 

②セグメンテーションとターゲット -顧客を分ける-

 

 

例えば、「腕時計」のベネフィットを考えてみる。

 

「常に正確である」「電池交換しなくてもいい」といった、機能的な価値を求めるお客様。

「スーツに合う」「アクセサリーとして」「美しい」といった、見た目の価値を求めるお客様。

 

 

機能的な価値を求めるお客様は見た目を。

見た目の価値を求めるお客様は機能を。

 

 

どちらも、一番求めている価値よりは重要視しない。

このようにそれぞれ製品に求める価値は異なるため、顧客を分けて対応する必要がある。

 

 

顧客を分けることを「セグメンテーション」

分けられた顧客のグループを「セグメント」

どのセグメントを狙うか決め、狙いをつけた顧客を「ターゲット」と呼ぶ。

 

 

セグメンテーションからターゲットに至るまでに、解像度がどんどん上がり、抽象的な言葉が少なくなっていく。

 

 

 

注意したいのは、分けることが目的なのではなく、人によって求めるベネフィットが違うから分ける。
世の中の人が全く同じベネフィットを持っているのであれば、セグメンテーションは必要ない。

 

 

 

一つ一つ曖昧に使っている可能性があるカタカナ言葉をとても具体的に落とし込んでくれる。

新入社員の方々には是非とも読んでもらいたい。

 

この書籍を用いて、マーケティングの研修を新入社員の方にやってみてもらうのもいいだろう。

わかりやすいし、何より自分の技術として落とし込むためには、自分が講師として誰かに教えるのが一番手っ取り早い。

年に一回でも、社内勉強会と称してマーケティングについて話し合いの場が持てるとなお良い気がする。

 

若者の感じる価値とベテランの感じる価値には確実な差がある。

マーケティングは、時勢で正解が不正解になり、不正解が正解になる。

流動性が大きいものだと感じたので、日々の学びは必要不可欠だと感じた。

この機会をどこかで作れるならば、人件費など安いものだと感じる。

 

 

 

次回、後編をお届けします。

 

 

後編は

③差別化とは

④4Pとは

 

 

中身が濃い書籍に結構な確率で当たるので、アウトプットする場も

リスキリングも本当に大切な要素だと改めて感じました。

 

 

また次回(^^♪

 

 

コメントや感想お待ちしております♪

 

 

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