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「社長が共通の敵でもいいじゃない(笑)」完璧な居場所なんて、 どこにもなくていいというお話

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最近、うちの事業所に遊びに来てくれた人から、不思議そうな顔で言われたんです。

 

 

 

「ここ、本当に福祉事業所なんですか?」って。

 

 

これ、僕にとっては最高の褒め言葉なんですよね。

 

 

だってお互いに「支援する側」「される側」なんていう、

色のついた眼鏡を外して、ただの人間同士として付き合えている証拠ですから。

 

 

 

 

「ちゃんとしてる」って、そんなに大事なことなのかな?

 

 

世の中、どこに行っても「役割」を求められるじゃないですか。

 

 

福祉の現場なら、もっと優しく、もっと丁寧に、もっと「正しく」しなきゃいけない。

 

 

支援する側は、いつも強くて立派で、正解を知っていなきゃいけない……。

 

 

そんな空気、僕もなんとなく分かるんです。

 

 

 

でもね、

その「正しさ」が、逆にみんなの首を絞めてるんじゃないかな、って思うんですよ。

 

 

「障害者」として扱われることに疲れてる人もいれば、

「支援者」として完璧でいなきゃと震えている支援員もいる。

 

 

僕のところでは、みんな僕のことを「偉い社長」だなんて思って接してない気がします。

 

 

僕自身、支援者だからといって、彼らより上の立場にいるなんて思っていません。

 

 

役割の壁なんて、最初からなくていい。

 

 

だってみんな、凸凹を抱えた、ただの人間なんだから。

 

 

 

僕を「共通の敵」にしてもいい。その方がみんな笑えるでしょ?

 

 

うちの従業員たちは、

僕が何か言うと「また仲田が変なこと言ってる」って顔を合わせたり、

現場でコソコソ言い合ったりしてるみたいです。

 

 

「あいつに文句言わせないために、ここ、きっちり仕上げようぜ」

 

なんて一致団結してたりして(笑)。

 

 

でもね、それでいいんです。

 

 

 

 

僕が「完璧で立派なリーダー」でいる必要なんて、これっぽっちもない。

 

 

 

むしろ、僕がちょっと抜けてて、突っ込みどころがあるくらいの方が、

みんなが「仕方ないな、俺たちがしっかりしなきゃ」って、自立していく。

 

 

現場の空気も柔らかくなる。

 

 

「いい意味での共通の敵」になれるなら、僕は喜んでその役を引き受けます。

 

 

だって、僕をネタにして現場が笑って、仕事が黒字になって、

 

みんなが「やってやろうじゃないか」って前を向けるなら、

 

それが一番ハッピーじゃないですか。

 

 

 

お互いのダメなところも見せ合って、時にはぶつかりながらも、なんとなく一緒にいる。

 

 

 

そんなふうに「格好つけなくていい関係」になれたとき、

 

みんなが抱えていた「ちゃんとしなきゃ」っていう心の荷物が、

 

ようやく自然と下ろせるようになるんです。

 

 

 

自分のサイズに合った「止まり木」を見つけるだけでいいんです

 

 

人にはそれぞれ、自分に合った「サイズ」があります。

 

 

広い交友関係が好きな人もいれば、狭く深い場所が落ち着く人もいる。

 

 

大きな組織で埋もれるのが楽な人もいれば、うちみたいにこじんまりした場所で、

顔の見える付き合いをするのが心地いい人もいる。

 

 

無理に自分を大きな型にはめようとしなくていいんですよ。

 

 

しんどいなら、その場所があなたのサイズに合っていないだけ。

 

 

「合わないな」と思ったら、そっとそこを離れて、別の止まり木を探せばいい。

 

 

もし、どこにも居場所がないな、なんて一人で抱え込んでいるなら。

 

 

「ここ、本当に福祉なの?」って笑っちゃうような、

 

僕のところへいつでも羽を休めに来てください。

 

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