【実習生ブログ】発達障害について
どうも!いきものがたりです(^O^)/
今回は実習生の方が、自身の障害についてお話してくださいました。
当事者の赤裸々な想いを聴く機会は案外ないのではないでしょうか。
支援者必見です。
それではどうぞ(^O^)/
こんにちは!実習生Hです!
今回、お話するのは私の障がいについてです。
まずは私が持つ発達障害についての軽い説明をしたいと思います。
発達障害とは生まれつきみられる脳の働き方の違いにより、幼児のうちから行動面や情緒面に特徴がある状態です。
そして大きく3つの種類があります。
自閉スペクトラム症/自閉症スペクトラム障害(ASD)
(診断時期、診断基準によってはアスペルガー、高機能自閉症、広汎性発達障害などと言うこともあります)
ひとつだけ持っている人もいますし、いくつかを併せ持っている人もいます。
私は広汎性発達障害で診断を受けた時は自閉症の軽度と言われました。
診断を受けたのは大学2回生の時だったと思います。
検査を受けたきっかけは大学の授業でした。心理学部では発達障害に関する授業があり、私はそこで学んだ発達障害の人の特徴が私に似てるなと思いました。
その当時、発達障害というものがメディアで取り上げられることが多くなり、授業を受けてなくても、いずれは気付いたかもしれませんが、授業を受けたことは大きな転機でした。
発達障害の特徴は共通しているのですが人それぞれ程度に個人差があったり、あったり無かったりします。
私の特徴としては
・こだわりや不安が強い
・優先順位をつけることが苦手
・話をする際、正しい文法に並べられなかったり、言いたいことにぴったり合う単語が出て来なかったりし、思っていることを伝えづらい時がある
・曖昧な表現が分からなかったり、冗談を言われても真に受けてしまったりと、言外の意味が分からないことがある
・聴覚過敏のような状態になることがあり、周りの音が大きく聞こえ、会話をしている相手の声が聞こえづらくなる時がある
などです。
これが小さい頃からありました。
大学生で診断を受けるまで発達障害に気付かず、生きづらさを感じ、たくさん傷つき、傷つかせ、自分を責め、二次障害でうつ症状になりました。
私のような人がたくさんいると思います。
大人になってから気付くというのは、あらたまこころのクリニックのホームページによると
「大人になって発達障害と気づくということは、子供時代にはっきり自覚できず、周りからも気づかれなかったが、高校、大学などに入学あるいは就職して社会人になり、もともと隠れていた自閉スペクトラムやADHDの特性によって悩みや問題が現れ、大人になって初めて診断された人もいます。 発達障害は生来のものですから、大人になって初めて発症したのではなく、子ども時代には見つからなかったということになります。」
だそうです。
ではなぜ大人になるまで発達障害とわからなかったのか?
理由として考えられるのは「周囲の環境や人間関係によってカバーされていた場合」だそうです。詳しくはこちらのホームページが分かりやすく書かれていたのでご覧ください。
なぜ大人になるまで見過ごされるのか|大人の発達障害ってなんだろう? – 大人の発達障害|NHK福祉ポータル ハートネット
発達障害の当事者もそうでない人も発達障害についてぜひ知っていただきたかったので今回はこのテーマにしました。
それでは以上!実習生Hでした!
参考にしたホームページ:
発達障害|こころの病気を知る|メンタルヘルス|厚生労働省 (mhlw.go.jp)
発達障害とは?種類・症状・進路・発達支援の重要性について |LITALICOジュニア|発達障害・学習障害の子供向け発達支援・幼児教室|療育ご検討の方にも
大人になって発達障害と気づくのは女性に多い? – あらたまこころのクリニック | 名古屋市瑞穂区の心療内科・精神科 (mentalclinic.com)
ご自身の気持ちや体験を自分の言葉で語られているので、説得力がありますね。
支援者も当事者も学びを忘れず、自分自身の人生をより豊かにするためにたくさんの人と話し、理解してもらうことは大切なことなんだと改めて感じさせられました。
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