上手くいっていない福祉事業所には共通点がある?
最近、バタバタ具合が激しさを増してきて、常に過去最高を更新し続けている社長です。
先日、SNSの投稿を作成してくれている従業員に、
「社長の声と言葉が延々リピートしているようになって、口グセもわかるようになってきたし、頭から離れなくなってきたので大変なんですが」と言われました。笑
いや、知らんがな。笑
新興宗教の布教にちょうど良いのではないかと思いましたが、ある意味で会社としてのマインドセットをきっちりできる最強のツールかもしれないと思いました。笑
みんな、ごめんね。笑
さて、今日は「上手くいっていない福祉事業所には共通点がある?」という内容でお届けします。
たくさんの事業所とかかわりを持たせていただいている中で、こんな質問を投げかけられましたので、ちょっと明文化してみようと思います。お付き合いくださいませ~
上手くいかないことが多い福祉事業所の特徴10選
若干重複するところもあるのですが、具体的に10選でやっていきたいと思います。
- 現場と管理サイドの温度感が合わない
- 会社理念と実態が乖離しすぎて運営側が何を言ってもただのキレイゴトで済まされて信じてもらえない
- 全員が誰かのせいにしている
- 他者の話を最後まで聞かない
- それぞれの正しさを押し付けあって紛争が起きる
- +αで学ぼうとする人間がいない
- 上司、先輩に尊敬できる人がいないから見限られる
- 本当に優秀な人に報酬が行き渡らないので、サボる方がマシだと思われてしまう
- 社会のため、利用者のためといった他者軸なく、自分のプライドのため、損得のための自分軸だけで仕事をしている人の割合が多い
- 謝罪できない人が多い
というところですね。
もうすでに、思い当たる節がある方も出てきているのではないでしょうか。
以下、1つずつ解説していきます。
現場と管理サイドの温度感が合わない
組織の多くは、現場で働く支援者と管理運営する管理者の2つに分かれると思います。
そのどちらも必要不可欠で重要で、どっちが上下とかではなく、お互いに協力して会社を前に進めていくことが大切です。
しかし、現場の熱量と管理の熱量、見ている方向性に違いがあったり、温度差があることが多いです。
そうなってしまうと、会議等でも結論が出ず、延々と同じ議題で時間を使ってしまい、衰退してしまいます。
中小零細企業は現場と管理を兼務していることも多いのですが、兼務している人と現場だけの人の温度感も差が出がちなので要注意ですね。
会社理念と実態が乖離しすぎて運営側が何を言ってもただのキレイゴトで済まされて信じてもらえない
世の中の会社を見てください。理念は常に立派な言葉が掲げられています。
「適当にやってお金稼ぎしようぜ」なんて会社理念、見たことないですよね。
しかし、実態は違うことが多いです。
会社理念に掲げる言葉はとても立派なのに、運営の実態は金儲けにまみれていたり。理念は?って聞くと「目標や計画はあくまでも掲げるものだから」という理論を持ってこられたりします。
要するに、理念が独り歩きしている状態ですよね。
そんな会社の上層部で働いている人の言葉、信じられますか?
上層部になればなるほど、「理念の体現者」であろうと努力する必要があると思います。
そこに乖離があればあるほど、人の言葉は薄っぺらく聞こえてしまうんですよね。
全員が誰かのせいにしている
色んな出来事が起こる業界ですが、他責にする人が多ければ多いほど、人にも会社にもノウハウが貯まりません。
そして、同僚の言葉でさえ信じることができずに疑心暗鬼状態になってしまいます。
そんな状況で、しっかり仕事のことを考えて限りなく正解に近い行動をとることは難しくなってきますよね。
他者の話を最後まで聞かない
福祉事業所で働く中でもかなり致命的なのがこれです。
ご利用者さまの話も最後まで聞かず、勝手に解釈してあなたが間違っていると投げつけるということですね。
日本語は、「限りなく最後に何が言いたいか」が分かります。
英語のように、言いたいことが最初に来ることなんてほとんどありません。
上司や経営者に話すときは「結論から話せ」と言われたことはありませんか?
日本語特有の指導だと思います。言いたいことに辿り着くまでが長いのに、勝手に聞き手が途中で解釈して話をすり替えてはいけませんよね。
でも、なかなか自分では気づけないことが多いです。誰かに指摘されても、素直に受け取ることができないことも多いです。
ただ、素直に受け取り、気づいて改善できるようになると、その他大勢より2歩も3歩も前に出ることができます。
それくらい「最後まで聞く」は重要なことです。
長くなりそうなので、2部に分けたいと思います。
残りはまた次回(^^♪
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